What’s a long strange trip it’s been.(なんて長くて奇妙な旅だったんだろう)。これはグレイトフルデッドの名曲「Truckin,」の歌詞の一部であり、またアメリカでグレイトフルデッドを語るときに最もよく使われるフレーズでもある。1965年の結成以来、サンフランシスコで生まれたアメリカ史上最大のサブカルチャー“ヒッピー・ムーブメント”の中心的存在として活躍。流行に左右されず、ラジオでリクエストされるような甘くて短いポップソングを作らず、レコード会社や聴衆に媚びるようなヒット・アルバムを決して作ろうともせず、ただひたすらライブ活動にこだわり続けてきた正真正銘のライブ・バンド。人権問題、環境問題にも積極的で今までに数多くのベネフィット・コンサートを主催している。