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>THE STRING CHEES INCIDENT:ストリング・チーズ・インシデント
情愛を込めてファンは彼らをチーズと呼ぶ
コロラド州ボウルダーをホームタウンにするストリング・チーズ・インシデント(情愛を込めてファンは彼らをチーズと呼ぶ)。1993年頃に、ビル・ナーシ(アコースティック・ギター)、キース・モーズリー(ベース)、マイケル・カン(エレクトリック・マンドリン&バイオリン)の3人によってブルーグラス・バンドとしてのフォーマットが形成された。ラテン・ミュージックが好きで、しかもインプロビゼーションを得意としていたマイケル・トラヴィス(ドラム&コンガ)を加え、95年からライブ活動を本格的に開始。そして96年に、ジャズ好きのカイル・ホリングワース(キーボード)が加入しした。しばらくこの5人組で活動を続けていたものの、05年秋に「もうひとりパーカッション奏者がいれば、トラヴィスがもっとリズムについてのアイデアを広げることができるんじゃないか、そしてワールド・ビートの曲について僕たちの音楽に風穴を開けるようなことになるんじゃないか」(ビリー)というアイデアのもとに、新しくジェイソン・ハンが加わった。
70年代のラヴ&ピースをもっとも現代に継承するバンドとして、アメリカはもちろん日本での人気も高い。ファンと共同で作り上げるライヴ空間をもっとも大切にするところなどから考えれば、グレイトフル・デッドが築いたカウンターカルチャーの真の後継者と言えるかもしれない。バンドを支えるファンはフレンド・オブ・チーズ(FOC)と呼ばれている。
現在活動を続けているジャムバンドのなかで、もっとも日本のファンに
受け入れられ、 かつ日本を愛しているバンドと言えるかもしれない
ブルーグラスやトラディッショナルなアメリカンロックをルーツに持ちつつも、ラテンなどのフレーバーが散りばめられたインプロビゼーション・サウンドは、ゆったりとした心地よい響きを持っている。ここ数年ではテクノも自分たちのサウンドも取り入れ、ファンを踊りの渦へと誘ってくれる。初めてのアルバムが発表されたのは96年。自分たちが立ち上げたレーベルからのリリースで、以降最新アルバムの『ワン・ステップ・クローサー』にいたるまで、自分たちのアルバムは自分たちのレーベルからリリースするというスタイルを貫いている。ちなみに彼らのレーベル、サイフィディリティから、スティーブ・キモック・バンドやアンフリーズ・マッギー、レイルロード・アース、ニュー・モンスーンなど、アメリカで人気を集めるジャムバンドのアルバムが数多く発表されている。
日本へは02年のフジロック・フェスティバルで初来日。その後も03年04年と相次いで日本ツアーを行い、05年には朝霧ジャムで1万人もの音楽&アウトドアファンの前で、チーズの音世界を披露してくれた。現在活動を続けているジャムバンドのなかで、もっとも日本のファンに受け入れられ、かつ日本を愛しているバンドと言えるかもしれない。
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