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>Phish:フィッシュ
グレイトフル・デッド以降のオルタナティヴ・カルチャーを代表するバンド
1983年、北東部ヴァーモント大学の学生だったトレイ・アナスタシオ(g)とジョン・フィッシュマン(ds)、マイク・ゴードン(b)の運命的な出会いによってPHISH結成。85年にペイジ・マッコーネル(kbd)が加入し、即興演奏を主体としたライヴ活動をはじめる。
88年にファースト・アルバム『ジュンタ』を自主制作のカセットでリリース。地元で熱狂的なファンを増やしていくなか、90年に入りやっと全米ツアー開始した。91年にメジャーレコード会社のエレクトラと契約し、翌92年に『ピクチャー・オブ・ネクター』を発表。その後もショウを活動の主軸とするスタンスを変えることなく、ライヴ会場で生み出される音を追求し、NYのマジソン・スクエア・ガーデンの数日間に及ぶショウをすべてソールドアウトにしたり、野外のキャンプインのショーでは数万人を集めるなど、数々のエピソードを作り、アメリカ最大のジャムバンドに成長していった。95年には『ローリング・ストーン』誌で特集が組まれ、「全米最大のアンダーグラウンド・バンド」と評された。テープ・トレード、ライヴ音源のダウンロード配信など、独自のスタンスにより数多くのファン・コミュニティや周辺カルチャーを生み出した。
04年5月に突然の解散宣言
99年、苗場に会場を移したその年のフジロック・フェスティバルに初来日。フィールド・オブ・ヘブンで3日連続のショウを敢行した。4人から発せられる音は、時にうねり、時にたぎる。魔法にでもかけられたように、音が生物のように空間を自由に動き回る。フジロック・フェスの自由な雰囲気は、彼らの登場と音楽によって形成されたと言ってもけっして過言ではない。それだけインパクトの強烈な日本登場だった。翌00年には東京>名古屋>福岡>大阪を巡るジャパンツアーで再来日、ほとんどのショウが発売後数時間で完売となった。日比谷野音上空に虹が覆ったエンディンのシチュエーションは、今も伝説のショウとして多くのファンに語り継がれている。00年秋のツアーで活動を休止、02年の12月31日にニューヨークMSGで復活しライヴを続けていたもののの、04年5月に突然の解散宣言。04年8月、彼らの地元であるヴァーモント州で開催されたコヴェントリーでのキャンプショウが、PHISHの最後のステージとなった。
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