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>STANLEY MOUSE:スタンリー マウス
サイケデリック・アートの巨匠、スタンリー・マウス
1940年カリフォルニアで生まれ、デトロイトで育ったスタンリー・マウス。10代の頃にホットロッド・カーにはまり、17才になると平日はアートスクールに通い、週末はエアブラシで描いたオリジナルTシャツをホットロッドのショーの会場で販売。その後ホットロッド・シーンでとても有名なアーティストとなり、1959年デトロイトに“マウス・スタジオ”をオープンする。
‘60年代になり、サンフランシスコのビート・ムーブメントのライフスタイルに大きな影響を受けたマウスはサンフランシスコに移住。1965年フリー・スピーチ、ラブ&ピース、シビル・ライツ、戦争反対を大きなテーマとしたアメリカ史上最大のカウンター・カルチャー、ヒッピー・ムーブメントの中心地、ヘイトアシュベリーに拠点を置く。そして、同年齢のアーティスト、アルトン・ケリーと出会い、マウス&ケリーというコンビで創作活動を開始する。
マウス&ケリー最初の作品は、サンフランシスコのアバロン・ボールルームで開催されたビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのライブのポスター“ジグザグ・マン”だ。ライブの日時、場所を重視していた従来のポスターと違い、新しく自由な発送でエネルギー溢れるロック・ミュージックをビジュアル化したこの作品で一躍脚光をあびたマウスは、サイケデリック・アーティストのパイオニアとして様々なロックバンドからポスターやアルバムカバーの依頼が殺到。グレイトフルデッド、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョップリン、ジェファーソン・エアプレイン、サンタナ、ジャーニー、ブルース・スプリングスティーン、エリック・クラプトン、ジョーン・バエズ、カントリー・ジョー&フィッシュなどなど。数え上げたらきりがない。
マウスの作品は、ニューヨーク近代美術館や
サンフランシスコ近代美術館にも展示されている
ロックバンドのアイコンとして最も有名なグレイトフルデッドの“スカル&ローゼス”、ザ・バンドの解散コンサート“ラスト・ワルツ”が行われたサンフランシスコの有名なライブ会場“ウインターランド”の最後のショーのポスター“ブルー・ローズ”もマウスの傑作のひとつだ。
北カリフォルニアのソノマの山の中にあるマウス・スタジオで現在も創作活動に専念。最近もサイケデリック・アートの巨匠として、サマー・オブ・ラブ30周年コンサートのポスターやグレイトフルデッドの新しいテラピンステーションのポスターなど多くのポスターを制作する一方、サイケデリック・アールヌーボーという新しいファイン・アートの作品も発表している。
マウスの作品は、ニューヨーク近代美術館やサンフランシスコ近代美術館にも展示されている。
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